ウオジラミと薬の使用量

  一匹のインペの体表におかしな半透明の白い点を2つ発見。白点描にしては大きいし、何なのか??しばらく観察をしているとそれがもぞもそと背中を移動するではないか!こわっ!!!このインペは先週近所のショップKでなまず3割引きの時に買った4匹中の1匹だ!背中の模様が変わっていたのでそれはすぐにわかった。またうちにいるものより大型のを4ひきひいている。この4匹は要注意だ!情報検索はネットで行った。ウオジラミ、薬はリフィニッシュ、トロピカル-Nの薬浴が有効。明くる日トロピカル-Nをパウパウで入手した。すでに一週間以上本水槽にて飼育していたので被害は広がっている可能性が高い。流木をひっくり返し、インペを1匹づつ調べる。やはり大型のインペすべてにウオジラミがついていた。またついているところは胸鰭の付け根が多かった。この4匹は20リットルバケツに隔離した。残りのインペには肉眼ではウオジラミが確認できず、本水槽にて他の魚とともに薬浴することにした。
トロピカル-Nの使用量は200リットルで2グラム、大変微量だ。本水槽は90*45*45なのですべて水なら180リットルは入る。規定量は1.8グラムだ。けれども口まで水がはいっているわけでもない。メジャーを持ち出し縦横高さを掛け合わせ、そこからだいたいだが流木などの分を引いた。差し引いても140リットルで1.4グラム。しかし何を調べても規定量の半分以下でためしたほうがいいと注意が書かれている。なので半分の0.75グラム、中華なべのように丸い付属の2グラムサジで測るのはまず無理だ。すこでここ数年、休火山のように眠っていた脳味噌をたたき起こしどうすればいいのかを考え始めた。そして考えついたのが次のやり方だ。

1)20リットルのバケツいっぱいに水をいれる。
2)トロピカル-Nをサジ1杯(2グラム)入れる。
3)10倍の濃度なので、1/10の量が規定の量にあたいする。
が、必要な量の計算方法がよくわからないので、比で考えるように求めた。
つまり

水量に200リットルの場合で→バケツ薬水20リットル
(本当は200リットルから20リットルを引いた180リットルに対し薬水20リットル)
水量に100リットルの場合で→バケツ薬水10リットル
(こちらも一緒で本当は100リットルから10リットルを引いた90リットルに対し薬水10リットル)
水量に75リットルの場合で→バケツ薬水7.5リットル(同じく75-7.5=67.5リットルに薬水7.5リットル)
水量に7.5リットルの場合で→バケツ薬水0.75リットル(同じく7.5-0.75=6.75リットルに薬水0.75リットル)

このように考えた。私はこれで行いましたがここで間違っていたらやばいので、「違うんじゃあないの?」っと思う方は別の計算方法でだしてください。

水槽の水は140リットルに対し薬水14リットル、しかし規定量の半分に加減するので7.5リットルの薬水を入れることにする。まず水槽から7.5リットルの水をくみ出し、132.5リットルにした。そこに7.5リットルの薬水を入れると140リットル丁度になる。かなり楽だ。この手の薬は毒性が非常に強いので、細かいところまでちゃんと計算して入れてやらないといけない。しかし60cm規格水槽や小型水槽が流行っているのに、規定量が200リットルで2グラムはないよな〜。