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後天性のイレギュラーバンド

 実は水槽崩壊の際に貴重な体験をしたのでここに報告しておくことにする。前回「水槽の崩壊…」の中でインペがかかった病気、通称「プレコ病」におかされたものの中に7cm台のインペがいた。首バンドから後方にかけてほぼ8割が白くただれ、黒い模様がそげ落ちたようになっていた。本来回復するのが難しいと言われるプレコ病なのだが、このインペに関して言えば、それを完治させる力を持っていた。がそこで異変が起こった。一度消えた体のバンドが戻りかけたとき、ある部分だけが通常の状態に再生しなかったのだ。ラインがとぎれたままになった状態、つまりイレギュラーバンドにかわったのだ。
 ここで、イレギュラーバンドについて少々話をしてみる。イレギュラーバンドはそのなの通り、バンドが通常のラインにくらべ特殊な乱れやバンド異変をおこしたものの総称である。それが生まれつきなのか、また何かの拍子に起こったのかによって、先天性(奇形も含め)・後天性と区別できる。中にはハイブリッド(異種混合)と思わせる個体も、けっこうイレギュラーインペとして出回っているのも確かだ。またインペに似た異種(近似種)、もしくは新種なのかもしれないが、学名がきまらずにいる可能性も、少なからず残っている。まあ、まとまった数がとれていないのは、やはりイレギュラーである可能性の方が高いと言うことかもしれない。
 話しはさらに横道へそれるが、以前どこをどうみてもインペリアルゼブラプレコなのだが、目だけがキンペコのように金色で、ちょっと怒ったようで悪そうな目をした個体が出回った事がある(キンペコごめん!!)。「金目のインペ」と一部では言われ、私も大変興味を持っていた。値段や扱いもインペと同じように売られていたがタイミングを逃し、とうとう私は手に入れることができなかった。インペにも採れる場所によって地域異変があるのだと思わせる個体だったが、その後私の知る限りでは「金目のインペ」を見ることはなかった。
 話を本筋にもどすが、私がこの経験をするまではイレギュラーは先天的なものしかいないと思っていた。が、なんらかの拍子に表皮の障害を負い、再生の段階で元のとおりにはもどらないというのは、生物学的、もしくは医学的にはまれにあることなのかもしれない。人間の頭もぶつけた所がハゲになって、二度と毛が生えないっていのは、ちょと違うか…。この再生に関してもwwwを探れば、情報収集が可能なのだろうと思う。シマウマやキリンなど表皮に模様がある生物の再生能力などを調べていけば、きっと後天的イレギュラーのなんらかのきっかけを見つけることができるだろう。
最後に
 うちのインペがイレギュラーになってからもう1年半。最初は2、3ヶ月もしたらもしかして元にもどってしまうのかも…とも思ったが、今では完全にその模様は固定されている。それと、どうやら他にも同じようなことを経験した人がいることをつい最近しった。そのきっかけまでは私もしらないがどうやら飼い主もしらないようだ。逆の発想で、イレギュラーが何かのきっかけでレギュラーになるって事はないのだろうか?そんなことがあったらちょっと悲しい…。

2004/08/10追加
私が文章中で言っていた金目のインペだが、ここ最近入荷している大型のインペには金目っぽいものも多くふくまれている。もしかすると私が知らないだけでいままでも入荷していたのかもしれない。はっきりとした事がわからないので、一応追加という形で書いておきます。